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    2006年04月10日 [00:12] [映画レビュー]1950~1959年 

    モガンボ Mogambo

    「モガンボ」  5点満点中 

    監督:ジョン・フォード
    出演:クラーク・ゲイブル/エヴァ・ガードナー/グレース・ケリー/ドナルド・シンデン/フィリップ・ステイントン



    ■AWARDS■ ★アカデミー賞★
    主演女優賞 エヴァ・ガードナー ノミネート
    助演女優賞 グレース・ケリー ノミネート

    ★イギリス・アカデミー賞★
    作品賞 ノミネート

    ★ゴールデン・グローブ賞★
    助演女優賞 グレース・ケリー 受賞


    ■PLOT■
    アフリカの奥地で動物園のために動物を捕獲する毎日を送っているマーズウェル(クラーク・ゲイブル)はインドの王様に会うためにニューヨークからやって来た元ショーガールのケリー(エヴァ・ガードナー)と出会う。しかし、インドの王様は急用で本国へ帰った後であった。ケリーは次のアメリカへの船が来るのが一週間後なので、仕方なくこの荒れ果てた地にしばらく留まる事になる。ケリーはマーズウェルに世話になるうちに彼に惹かれていき、マーズウェルもケリーに惹かれていくが、お互いに意地っ張りなためにいつも反発してしまう二人。いよいよ一週間は経ち、ケリーがサファリを去る時がやって来た。ケリーと入れ違いにサファリに人類学者の夫婦がやってくる。彼らは、ゴリラの研究をするためにマーズウェルに世話になる。人類学者の妻リンダ(グレース・ケリー)はたくましいマーズウェルに惹かれていく。そんな折、船でこの地を去ったはずのリンダが船の故障で戻ってくる。

    ■COMMENT■
    壮大なアフリカの大自然を背景に3人の男女の恋愛も窈が繰り広げられる。なんとも羨ましい事にクラーク・ゲイブル演ずるマーズウェルはエヴァ・ガードナーとグレース・ケリーと二人の女性から愛される。ガードナーもケリーも彼女たちの美しさの頂点を極めている時分で、本当に魅力的である。ガードナーは美しく・セクシーで・意地っ張りで、素直になれないけど心から温かくマーズウェルを愛している。ケリーは普段は裕福な暮らしをしているが、夫に付き合いアフリカの奥地まで連れてこられ、そこでは夫以上にマーズウェルが頼りになる。そして、マーズウェルに惹かれていくのだ。ケリー演じるリンダの感情としては多少ご都合主義のところがあるだろう。ケリー演じるリンダはあまりにもアフリカでは素敵すぎるというか、誰が見たって魅力的だ。リンダと比べるとエヴァ・ガードナーはちょっと下品で、憎たらしく見えてしまうシーンが幾つも存在するが、彼女の方がより人間らしい。

    アカデミー賞にノミネートされたエヴァ・ガードナーとグレース・ケリーの演技は本作の中で特に秀でている。特にケリーに関しては、前年の「真昼の決闘」でデビューし、本作で演技が開眼している。気品に溢れていて、上品で魅力的である。彼女の瞳は本当に美しい。彼女の瞳を見るとイングリッド・バーグマンのダイヤの瞳を思わせる。ケリーは映画出演数本のみで映画界から引退してしまうので、本作もそのうちの貴重な一本である。そのケリーは翌年、ビング・クロズビーと共演した「喝采」で「スタア誕生」のジュディ・ガーランドを制し、アカデミー賞主演女優賞を受賞する。

    ジョン・フォード監督作品の中でも本作はカメラワークが最も美しい。アフリカの大自然を雄大に映し、その地の民族や動物たちを観客に圧倒的な存在感で見せている。私の本作を鑑賞中にまるでアフリカの奥地にいるような感覚に襲われました。前年に「静かなる男」でアカデミー賞監督賞を受賞したフォード。本作でもやっぱり上手いなぁと感心したのが、登場人物たちの心の移り変わりを見事に表現し、説得力ありずん物造詣に成功している点、ゴリラを捕獲しようとするシーンの緊張感ある演出。見事でした。他のフォード作品と比較するとちょっと甘いかもしれませんが、それでも見ごたえのある一作です。
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