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2006年03月31日 [01:57] [映画レビュー]韓国映画 

JSA

「JSA」  5点満点中 ★★★★☆

監督:パク・チャヌク
出演:ソン・ガンホ/イ・ビョンホン/イ・ヨンエ/シン・ハギュン/キム・テウ


■PLOT■
韓国で「シュリ」の持っていた興行収入記録を塗り替えた作品。南北分断の象徴である38度線上の共同警備区域(JSA)で警備に当たっていた韓国の兵士が北朝鮮の兵士を射殺するという事件が発生する。両国の合意のもと、中立国監督委員会は永世中立国スイスから父親が韓国人であるスイス人女性将校ソフィー(イ・ヨンエ)を派遣、射殺現場で生き残った北朝鮮の兵士(ソン・ガンホ)と韓国の兵士(イ・ビョンホン)の取調べを行う。しかし、二人の陳述は食い違う。ソフィーは次第に事件の真相に迫っていく…


■COMMENT■
パク・チャヌク監督、脅威である。映画というものは常々ラストシーンが如何に重要であるかと思い知らされた作品である。ラストはある写真が一枚映るのであるが、何とも物悲しい…楽しい写真なんだけれども私達観客はきっと誰もが切ない感覚に陥るであろう。

我々島国に暮らす日本人は、国境を隔てた友情がどれほど困難なものか、なかなか分かりずらいかもしれない。特に韓国と北朝鮮の場合、両国は未だに戦争中である。その両国の兵士に友情が成立した時に、起きた悲劇を本作は描いている。国境線で昼も夜も暮らす兵士たちにとっては、精神的に非常に耐え難い毎日を送っているのかもしれない。平和な毎日を送る私には、彼らの本心は到底深く理解できないであろう。そう感じた。しかし、さすがチャヌク監督。物語は観客の事を存分に考え、なかなか理解するに難しい両国の関係を絶妙に描き出している。物語に関しては、抜群のレベルを誇っているが、演技に重点を置くチャヌク監督としては、ちょっと演技が甘かったかなという印象が残った。なかなか演技者たちと接する時間が持てなかったのか、1級の役者たちの実力を活かしきれていないような気がする。シン・ハギュンは相変わらず良かったが、例えばソン・ガンホ、イ・ヨンエは後々彼らが主演するチャヌク監督作品でのほうが彼らの個性が深く描かれている。なかなか演技として評価されにくい役柄を演じているせいもあるのだろうが…

韓国映画はヨン様ファンに代表されるご夫人たちだけのものかと思っている方々、そうではない!もう、日本でも完全に需要があるでしょう。本作はどっちかっていうと若い方向きですね!
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