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2006年04月12日 [09:47] [映画レビュー]韓国映画 

恋愛の目的 Rules of Dating

「恋愛の目的」  5点満点中 

監督:ハン・ジェリム
出演:パク・ヘイル/カン・ヘジョン/イ・テヨン/パク・クリナ/パク・チュンミョン/ソ・ヨンファ



■PLOT■
高校の英語教師ユリム(パク・ヘイル)は、1つ年上の美術担当の教育実習生ホン(カン・ヘジョン)に思いを寄せていた。ある晩、一緒に酒を飲んでいる二人。突然、ユリムはホンに対して「一晩共に過ごしたい」と告げる。男性はそれをコミュニケーションの手段のひとつと考えており、親しくなるためには必要なことだと。ホンはそんなユリムのことを相手にしなかったが、次第にユリムの行動はエスカレートしていくが、かつて恋愛で傷ついたホンはそんなユリムに少しずつ惹かれていき…



■COMMENT■
東京国際映画祭において、初めて日本で公開された(はずの)本作。「親切なクムジャ」さんを東京国際映画祭で鑑賞するため、同日の朝に上映する韓国映画を見て、気分を盛り上げてからクムジャさんを鑑賞しようと思いたち、たまたま鑑賞した本作でしたが…最高に面白い!大正解でした☆監督とプロデューサーによるティーチ・インも行われ、贅沢な解説付きでの鑑賞と相成りました。

本作は、韓国映画でよくある「えーっ!こんなのあり!?」と疑問が湧いてしまうようなラブロマンスではありません。人間が抱える性欲から発展する恋愛を描き、日々人間が抱えている現実を鋭く描いた作品でもあります。主人公の男性教師ユリムには結婚を目前とした彼女がいるにも関わらず、自分よりも1歳年上の教育実習生ホンと性的関係を共にしたいと強く願望を抱きます。都合の良いことに「その彼女と結婚するまで、恋愛したい」なんて台詞まで登場します。ホンはもちろん反発しますが、過去に恋愛で傷ついて教師をクビになってしまった経験のあるホンはそんなユリムに心を開いていきます。ユリムの事が好きではないんだけれども、彼の匂いが好きだ。これがユリムに心を開くきっかけとなります。こういった展開がなんとも面白く、観客としてはこの二人(特にユリム)のやり取りがもう大爆笑必死でした。劇場でインド人のおばさんの横で大笑いしてしまいました。ユリムの「恋愛の目的」はホンの体でしかなく、そのためには様々な奇怪な行動を繰り返し、それが観客の笑いを誘います。卑猥な言葉も幾度となく登場しますが、それが逆に人間の本質を「正確に」に描いているのではないかと、監督の本作に対する姿勢に好感が持てました。恋愛には「笑い」もおおいけれど「泣き」も多いんだなと。要はキレイな恋愛はそうそう無くて、実際の恋愛関係を見ると、みなさん実際のところどうなの?という寒天を持った映画でした。最後に至っても、通常の恋愛映画とは異なる展開が用意されており、胸を揺さぶられました。

あえて涙を誘うようなストーリーになっているわけでもなく、テンポ良く、しかし淡々とまるで正反対に位置する要素を持ち合わせて物語りは進行します。一気に物語を見せる監督の技術は素晴らしいと大変感心しました。主演のパク・ヘイルとカン・ヘジョンも力み過ぎず、しかし体当たり演技を披露していました。

期待を上回る素晴らしい映画。早く日本での公開を希望する毎日です。
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