スポンサー広告 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006年02月10日 [00:06] [映画レビュー]韓国映画 

殺人の追憶

「殺人の追憶」  5点満点中 ★★★★★

監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ハンホ/キム・サンギョン/パク・ヘイル/キム・レハ



■PLOT■
1986年、韓国の片田舎の農村で一人の女性が暴行された後、殺害された。そして更に、一人・また一人と女性が暴行を受けた後に殺害されていく。この事件の被害者の共通点は、女性・赤い服・雨の日に殺害。この3点しかないように見受けられた。この事件の担当になった片田舎の適当な刑事(ソン・ガンホ)とソウルからやって来た情熱に溢れる刑事(キム・サンギョン)は、幾度と無く対立を繰り返しながらも事件の核心に迫っていく。



■COMMENT■
素晴らしい!!

本当に素晴らしかった。この映画を見る前は、韓国映画はちょっと・・・みたいなところがありましたが、一切吹き飛びました。

まず、演技が一級品。ソン・ガンホはアカデミー賞受賞級の名演技でした。パワフルで人間味に溢れて、すごい自然で繊細で、人間の内に込められた感情が見事に表現されていました。体全体でそして目で演技も出来ていて、見ていて大変気持ち良かったです。ここまで上手いと自然に映画に入れますね!キム・サンギョンも役を上手に演じていました。綺麗にまとまった感がありましたので、もう少しだけ、ダイナミックに伸び伸びと演じる事が出来れば、更に良かったと思います。(ちょっと厳しいかな)犯人と思しき人物を演じたパク・ヘイル。今までに彼の出演作はほぼすべて見たと思いますが、この映画が僕のパク・ヘイル初体験でした。いやぁ、もう衝撃でした。演技にキレがあって、あまり感情を表現しない役なのに、オーラがほとばしっているので、みなぎるパワーをスクリーンを通しても直に伝わって来ました。本当にいい役者だと思います。

そして、演出。映画2作目にしてこの演出!!!驚愕です。
観客の心を捉える術を心得ているんでしょう。まず、中々犯人と思しき人物ですら見つける事が出来ず、イライラを募らせて、ようやくちらつく犯人の影…観客の恐怖感をあおり、ラストへと突入する演出。最高です。細かい絶妙な演出も際立ち、銃の監督のこの作品に対する熱意が画面の隅々から見受けられました。

編集も緩急が上手くつけられていて、撮影も秀逸。脚本も練りに練られた様子が伺えて、もう恐れ入りました、はい。観客を映画にのめり込ませるには、ある一定の製作者サイドのレベルが必要とされますが、確実にそのレベルを超えています。

物語も非常に良いんです。こんな事書くと不謹慎かもしれませんが、実話の殺人事件を元にした話だそうですが、その裏側にあった刑事の葛藤が本当に丁寧に描かれています。映画として、また非常に興味をそそられる話であり、構成となっています。犯人を挙げるために適当な理由をつけ、容疑者を挙げ、拷問にかけて自白を強要していた刑事ソン・ガンホが、刑事として真相究明に躍起になっていくあの姿…かっこ良かったです。

ラスト・シーン最高です。一番最後のソン・ガンホのアップ、溜まりませんでした。あのアップだけで全て語っちゃっています。マジで息を呑みました。未見の方のために詳しくは語れませんが…
スポンサーサイト

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 

    日本一早いアカデミー賞ノミネート&受賞予想、年代を問わない数々の作品のレビュー。
    当ブログで独自に設立した映画賞、FAAのブログ。



    当ブログを気に入って頂けた方はポチッとお願いします↓↓↓
    にほんブログ村 映画ブログへ

    50音順映画レビューは↓↓↓

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。