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2006年02月10日 [21:53] [映画レビュー]2000~2004年 

愛の神、エロス Eros

「愛の神、エロス」  5点満点中 ★★★

監督:ウォン・カーウァイ/ステーブン・ソダーバーグ/ミケランジェロ・アントニオーニ
出演:コン・リー/チャン・チェン/ロバート・ダウニーJr./アラン・アーキン/

■PLOT■
3人の巨匠が 「エロス」をテーマにショートストーリー・オムニバス。

「若き仕立屋の恋 ウォン・カーウァイ監督」
1963年の香港。仕立屋見習いのチャンは、高級娼婦ホアの元へ仮縫いに訪れる。ホアに触れられ、その手の感触を焼き付けたまま、チャンはドレスを縫い続ける。

「ペンローズの悩み ステーブン・ソダーバーグ監督」
広告クリエーターのペンローズは、夢の中でどこかで見た事がある女性にめぐり合う。そんあ彼は、精神科医のパールに夢の解析を依頼する。
 
「危険な道筋 ミケランジェロ・アントニオーニ監督」
真夏のトスカーナ。結婚生活に行き詰ったクリストファーとクロエは、ドライブをしていても口論が絶えない。クリストファーは、浜辺の塔で暮らすリンダと関係を持つ・・・

■COMMENT■
各時代・地域を代表する3人の巨匠のオムニバス。

ウォン・カーウァイ、ソダーバーグ、アントニオーニの順だけれど、ウォン・カーウァイの「若き仕立て屋の恋」はこれはもう最高でした。

「花様年華」「2046」と来て、この「若き仕立て屋の恋」で最も成熟した感がある。僕は感情を芯から揺さぶられ、そして心が満たされた。ウォン・カーウァイ監督の演出も秀逸で、喋っているのに中々顔は映さない。これが、中々届かない仕立て屋・チャン・チェンのコン・リー演じる高級娼婦への距離を表しているかのように感じる。クリストファー・ドイルの撮影・梅林茂の音楽も一級品だ。コン・リーの演技はとても艶やかで色気があって、哀愁を感じて、彼女の表情がまるで人生そのものを表しているような重みがあって、いやぁ、いい女優さんです。チャン・チェンも凛として、コン・リーに対する一途な気持ちが伝わって、非常に良かったです。

「愛の神、エロス」がこれ一遍の作品でしたら、評価は満点だったのですが、他の2編が残念ながらの出来でしたので、(特にアントニオーニ)、この評価です。ただし、「仕立て屋の恋」だけは、★★★★★。見ないと損です!

また、オムニバスの間に流れる、「ミケランジェロ・アントニオーニ」という題名のカエタノ・フェロッソが歌う曲は最高でした。
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