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2006年02月11日 [22:26] [映画レビュー]中国映画 

2046

「2046」  5点満点中 ★★★★★
監督:ウォン・カーウァイ
出演:トニー・レオン/チャン・ツィイー/コン・リー/フェイ・ウォン/マギー・チャン/チャン・チェン/カリーナ・ラウ/木村拓哉

■AWARDS■
・ロサンゼルス・フィルム・クリティックス
プロダクション・デザイン賞 受賞
・ナショナル・ソサイエティオブ・フィルム・クリティックス
撮影賞 受賞
・ニューヨーク・フィルム・クリティックス
撮影賞/外国語映画賞 受賞

■PLOT■
1960年代、新聞記者から作家へと転身したチャウ(トニー・レオン)。彼は香港にあるとあるホテルの2046号室を間借りする事になる。そのホテルでは支配人の娘ジンウェン(フェイ・ウォン)が日本人男性との許されぬ恋をしていた。その事を知ったチャウは「2046」というタイトルの近未来小説を書き始める。舞台は2046年。主人公の男性(木村拓哉)は失われた愛が手に入るという「2046」へ向かう。一方、チャウは同じホテルに間借りしている水商売の女バイ・リンと愛し合っていく。チャウは2046を書き進めていくうちに、自分が過去に愛した女性たちのことを思い出す。次第に、チャウは2046の主人公に自分自身を投影するのであった。

■COMMENT■
素晴らしいの一言です。

ウォン・カーウァイの魅力に溢れているそんな作品でした。作品自体には際立つ新しさというものは無かったが、カーウァイ監督自身、今までの作品の集大成的意味合いを本作は含んでいるのであろう。監督の作品中では愛は決して成就しない。だからこそ美しいのではないのだろうか。

恐らく今回の脚本は(噂では脚本は無いというが、筋は確実に存在する)役者を想定して書いた「あて書き」であろう。それぞれの役者の魅力が存分に活かされていた。

クリストファー・ドイルによる撮影も一級品。これぞまさに60年代の香港だと感じた。梅林茂による音楽もこの作品の雰囲気とマッチして、究極のハーモニーを奏でていた。

演技の点では、トニー・レオンにつきます。あまりにも濃密過ぎて、お腹いっぱいという感じの演技。憧れます。チャン・ツィイーも本当に可愛くて、演技もお上手ではまり役です。最後の方に登場してきて、一気に作品を盛り上げるコン・リーのまるで「台風」のような強力な存在感。究極の存在感を残して、跡形も無く消えていく…そんな演技でした。素晴らしかったです。確か、コン・リーはカーウァイ作品初出演じゃないでしょうか。素晴らしいです。

ただし、木村さんは頂けません。ファンの方々には申し訳ありませんが、本人は頑張っていたと思いますが、元々彼が登場するSFパートは物語にはあまり必要とされない、カットしてもいいところだと判断します。彼の台詞回し、目の動きや感情の表現の仕方など、非常に気になりました。これが日本のTVなら許されると思いますが、周りに出演されていた方々がアジアを代表される俳優の方々でしたので、どうしても劣って見えました。

そんな彼をもフォローしてしまう作品の出来。
どうしてもレスリー・チャンにも本作に出演して欲しかった。
まるで2046のように叶わぬ夢ですが…
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