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2006年03月03日 [01:32] [映画レビュー]2005~ 

ミュンヘン Munich

「ミュンヘン」  5点満点中 ★★★★

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/ジェフリー・ラッシュ/シアラン・ハインズ/マチュー・カソビッツ/マリー・ジョゼ・クローズ

■AWARDS■
★アカデミー賞
作品賞 ノミネート
監督賞 スティーブン・スピルバーグ ノミネート
作曲賞/脚色賞/編集賞 ノミネート

★ブロードキャスト映画批評家賞
監督賞 スティーブン・スピルバーグ ノミネート

★映画監督組合賞
監督賞 スティーブン・スピルバーグ ノミネート

★ゴールデン・グローブ賞
作品賞 ノミネート
脚色賞 ノミネート

■PLOT■
1972年…ミュンヘンオリンピック開催中にイスラエル選手団11名が「黒い九月」というゲリラ集団により殺害される。イスラエル政府は「黒い九月」の首謀者11名を報復として殺害する事を決める。政府機関「モサド」は秘密裏に暗殺チームを結成。そのリーダーとしてアフナー(エリック・バナ)が任命される。そして、彼らの「黒い九月」に対する復讐劇が繰り広げられていくが、一方アフナーは、この任務に疑問を感じていた。

■COMMENT■
なんとも難しい映画である。

映画としては、非常に面白い。本当に面白いです、はい。太鼓判押します。でも、本作に対して面白いと言って良いものか…そこが疑問なんです。「黒い九月」のメンバーを暗殺するチームが実際にメンバーを殺していくシーン。とても緊張感が漂い、ハラハラします。でも、何とか無事に成功してくれと思うと、イコールとしてこの殺人、何とか上手くいってくれ…そう思っているようで少々嫌気が差しました。正直、スピルバーグなら何やっても面白い映画が撮れるんだから、別の題材を選んでくれ、そう思いました。しかし、彼なりに本作に対して思い入れがあったのでしょう。本作には度々ユダヤ人との表現・言葉が出てきますが、スピルバーグ監督自身ユダヤ人であることから想像出来ます。

スピルバーグ監督は巧みに我々観客を主人公であるアフナーに感情移入させる事に成功しています。殺戮に疑問を感じるが、家族のために人を殺すアフナーに感情移入させる事により、3時間近くある本作をぐいぐい力ずくでひっぱっているような印象を受けます。

映画として見ると、さすがスピルバーグと言わんばかりの演出が光っています。ただ、ドキュメンタリー風な仕上がりになっているので、いつものようにずば抜けた爽快感やオーケストラのミュージックのようなスムーズな気持ちのいい流れはありません。しかし、一定のテンポを保ちながらも常に緊張感を煽りだすのはさすが!の一言です。編集もいい感じに仕上がっているので、とても見易かったです。脚本や撮影も良かった。

本作を鑑賞後、スピルバーグ監督は観客にどのようなメッセージを送っていたんだろうと考えました。しかし、答えは出ません。確かに、本作のようなテーマを持ち合わせる作品を作る事は大変勇気が入る事でしょう。このような作品を作る事により、あるサイドの人々からは猛烈な抗議があったはずです。しかし、そのような状況を加味しても本作を製作した意図は何だったのか… 

僕が感じたのは、復讐とは自分自身をむなしくするだけだ。
そう思いました。
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Re Comments.

初めまして♪
作品自体はさすがスピルバーグ!!って感じでしたが、ただただ暗殺していくという内容でしたから、さすがに楽しんで観るっていうわけにはいきませんでしたね(~_~;)
次作はエンタテイメント色の強い作品を作ってもらいたいです!
2006/04/06(Thu) 07:14:30 | URL | honuさん #-[ Edit.]
次の作品はリンカーン大統領の作品をやめて、どうやらインディー・ジョーンズ4になるとか・・・
2006/04/08(Sat) 23:30:51 | URL | 管理人さん #-[ Edit.]
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