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2006年03月08日 [01:09] [映画レビュー]2000~2004年 

シカゴ Chicago

「シカゴ」  5点満点中 ★★★★★

監督:ロブ・マーシャル
出演:レニー・ゼルウィガー/キャサリン・ゼタ・ジョーンズ/リチャード・ギア/クイーン・ラティファ/ジョン・C・ライリー/ディ・ディグス/ルーシー・リュー/クリスティーン・バランスキー

■AWARDS■
★アカデミー賞
作品賞 受賞
助演女優賞 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ 受賞
編集賞/美術賞/衣装デザイン賞/録音賞 受賞

監督賞 ロブ・マーシャル ノミネート
主演女優賞 レニー・ゼルウィガー ノミネート
助演男優賞 ジョン・C・ライリー ノミネート
助演女優賞 クイーン・ラティファ ノミネート
脚色賞/撮影賞/主題歌賞 ノミネート

★イギリス・アカデミー賞
助演女優賞 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ 受賞
録音賞 受賞

作品賞 ノミネート
監督賞 ロブ・マーシャル ノミネート
主演女優賞 レニー・ゼルウィガー ノミネート
助演女優賞 クイーン・ラティファ ノミネート
撮影賞/編集賞/プロダクション・デザイン賞/メイクアップ賞/衣装デザイン賞 ノミネート

★ブロードキャスト映画批評家賞
作品賞 受賞
助演女優賞 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ 受賞
ベスト・アンサンブル・キャスト 受賞

☆シカゴ映画批評家賞
主演女優賞 レニー・ゼルウィガー ノミネート

★映画監督組合賞
監督賞 ロブ・マーシャル 受賞

☆フロリダ映画批評家賞
主題歌賞 受賞

★ゴールデン・グローブ賞
作品賞 受賞
主演男優賞 リチャード・ギア 受賞
主演女優賞 レニー・ゼルウィガー 受賞

監督賞 ロブ・マーシャル ノミネート
主演女優賞 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ ノミネート
助演男優賞 ジョン・C・ライリー ノミネート
助演女優賞 クイーン・ラティファ ノミネート
脚本賞 ノミネート

☆ラスベガス映画批評家賞
助演男優賞 ジョン・C・ライリー 受賞

★ナショナル・ボード・オブ・レビュー
初監督賞 ロブ・マーシャル 受賞

★全米俳優組合賞
主演女優賞 レニー・ゼルウィガー 受賞
助演女優賞 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ 受賞
ベスト・アンサンブル・キャスト 受賞

主演男優賞 リチャード・ギア ノミネート
助演女優賞 クイーン・ラティファ ノミネート

★全米脚本家組合賞
脚色賞 ノミネート

■PLOT■
1920年代シカゴ。犯罪さえもエンターテイメントになるショウビジネスの街。シカゴに住み女優を夢見るロキシー・ハート(レニー・ゼルウィガー)は、毎夜キャバレーの舞台に立つヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)に憧れの眼差しを向けていた。とある家具売りの男は、ショーの楽団と繋がりがあるとの嘘でロキシーに近づき、愛人関係を保っていた。しかしある時、その嘘がばれてロキシーに射殺されてしまう。ロキシーは逮捕され、留置所に入れられる。そこで会ったのは、夫と妹を殺害したヴェルマ・ケリーであった。ロキシーは検事にこのままでは絞首刑と脅される。ロキシーは未だ敗訴した事がない敏腕弁護士ビリー・フリン(リチャード・ギア)に弁護を依頼する。フリンは世の中全てが金で動いていると信じている。莫大な金を払ったロキシーは、フリンの巧みな演出によりどんどんスターとなっていく。

■COMMENT■
最高のエンターテイメント!

「キャバレー」「オール・ザット・ジャズ」の故ボブ・フォッシーが舞台で手がけた作品を映画化。監督はこちらもフォッシー作・演出の「キャバレー」のリバイバル舞台版を「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデスと共に手がけ、トニー賞を受賞したロブ・マーシャル。マーシャル監督の演出術はまさに見事の一言。中盤多少の中だるみはあるものの、映像化不可能といわれた「シカゴ」を映像化した彼の手腕に完敗である。特にマーシャル監督が得意とするミュージカルシーンは圧巻。本作の成功により、近年ミュージカル分野が映画界にもおいて活性化してきたのは確かでしょう。特に私が一番好きなシーンがビリー・フリンがロキシーと新聞記者たちをマリオネットのように操り、ロキシーを無罪の方向へと導いていく「We Both Reach for the Gun」です。これは、映画ならではの演出でもちろん舞台での実現は到底不可能です。

キャストの出来も完璧でした。かつて、「シカゴ」がフォッシーが存命中に映画化の一歩手前まで企画された事がありました。その時に決定していたキャストはマドンナ、ゴールディー・ホーンといったキャストでした。本作においても、最終的に決定するまでに紆余曲折あったみたいです。例えば、レニー・ゼルウィガー演じたロキシーはシャーリズ・セロンに一時期決定していたようですし、ビリー・フリンはジョン・トラボルタ、ケビン・スペイシー、ヒュー・ジャックマンなどなどそうそうたる面々が候補に上がっていました。しかし、さすがマーシャル監督。最終的には正解のキャストを選びました。

一番凄まじいのが、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ。自分が代役なしに踊っているのを見せるために長かった髪をばっさりと切り、骨折しても妊娠しても歌い・踊りきりました。映画女優として活躍する前は、舞台に出て歌や踊りをやっていた時期もあったようで、苦節時代がオスカーへと実を結んだ形になりました。レニー・ゼルウィガーもなんとも甘く美しい声をお持ちで、観客を魅了しました。彼女の演技もコミカルで大変面白く、ロキシーという人物に新たな一面を付け加えてくれました。結果、アカデミー賞ではニコール・キッドマンに敗退しましたが、個人的には彼女の演技の方が好みでした。翌年「コールド・マウンテン」で受賞を果たしますが、本作の同情票が多分に動いたのだと考えられます。本作の主要メンバーから唯一ノミネートされなかったのが、リチャード・ギアです。彼の役柄は主演か助演か判断が非常に微妙なところで、アカデミー賞におけるキャンペーンでは主演男優と判断され、主演として押されましたが、この年の主演カテゴリーは強敵ばかり。残念ながらノミネートされませんでした。もし、助演でキャンペーンされていれば、簡単に助演男優賞候補になり、「アダプテーション」のクリス・クーパー、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のクリストファー・ウォーケンを退けて本命候補として君臨したでしょう。

なんといっても、本作で一番光るのが数々の珠玉のミュージカル・ナンバーです!囚人たちが歌って踊る「Cell Block Tango」なんか、もう最高ですね。ビリー・フリンが法廷というエンタメの場にロキシーを招待する「Razzle Dazzle」もいい!いやぁ、劇場公開時に8回劇場に通いました。本作はフォッシーが持ち合わせていたようなデカダントな退廃的な雰囲気は持ち合わせてはいませんが、エンタメ度はぐーんと上がりました。2002年の最高のエンタメ作品です。
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