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2006年03月21日 [22:53] [映画レビュー]韓国映画 

拍手する時に去れ

「拍手する時に去れ」  5点満点中 ★★☆

監督:チャン・ジン
出演:チャ・スンウォン/シン・ハギュン/シン・グ/チョン・ドンファン/キム・ジンテ/コン・ホソク/イ・ハンウィ/ファン・ジョンミン/パク・ソヌ


■PLOT■
江南の1級ホテル1207号室で、女性の死体が発見される。そして現場にガソリンの缶を持っていた男、キム・ヨンファン(シン・ハギュン)が逮捕される。検事チェ・ヨンギ(チャ・スンウォン)は、何としても事件を解明するためにヨンファンの自白を急ぐが、ヨンファンはなかなか事件当時の真相を語らない。そんな中、事件の証言者が増えるにつれて、ヨンファンは犯人ではなく、その裏に潜む真犯人の姿が見え隠れしてくる。一方、韓国建国以来初めての試みとして、TV局では今回の殺人事件の捜査をTVで全国的に生中継を始めていた。


■COMMENT■
まるでパディ・チャイエフスキー脚本作「ネットワーク」を彷彿させるプロットである。ある高級ホテルで殺人事件が発生、容疑者が捕らえられ、検事たちは証拠集めに勤しむが、調べれば調べるほど容疑者が犯人ではないとの確信が強まる。その一方で、TVでは捜査状況を生放送で放映。一時は50%もの視聴率を得るが、低迷する。TVという報道機関が、殺人事件がどんどんエンターテイメント化し、まるでショーになる。殺人が起きているにも関わらず、誰が犯人か?などまるでクイズのようだ。本作の根底にはこんな事があるものの、決して本作の監督は社会性等には一切触れず、我々観客に問題を提示してこない。我々観客は、淡々と事実という虚構を見せられる。そして、最後には驚愕の真実が待ち構えているのだ。本作のテンポが非常に悪いので、多少いらいらしていたが、ラストシーンでポカーン…ぐったり。

本作は豪華なゲスト出演者たちが話題になりましたが、私の好きな「冬のソナタ」や「秋の童話」のお父さん役、チャン・ドンファンが出演していました。まぁ、まるで取ってつけたような役柄でしたが、見れるだけですごい嬉しい★

本作の監督は劇作家として有名なチャン・ジンの戯曲を自らが映画用に書き直し、映画化しました。舞台で上映された時には、チャ・スンウォンが演じた検事役をチェ・ミンシクが、容疑者役を本作でも演じたシン・ハギュンが演じたそうです。シン・ハギュンは舞台でも同役を演じただけあって、大変興味深い役へのアプローチでした。熱演です。確かに作りは舞台を感じさせるものがありました。舞台で見れば、大変面白かったのだろうけれど、映画で見るといまいち「熱気」とでも言うのでしょうか、作者の「思い」が伝わってこなくて、この評価です。
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