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2006年03月21日 [23:43] [映画レビュー]韓国映画 

クライング・フィスト

「クライング・フィスト」  5点満点中 ★★★★★

監督:リュ・スンワン
出演:チェ・ミンシク/リュ・スンボム/イム・ウォニ/ピョン・ヒボン/ナ・ムニ

■PLOT■
かつてはボクシング・アジア大会の銀メダリストとして名を馳せたカン・テシク(チェ・ミンシク)。今となっては、事業に失敗し借金地獄。妻と1人息子にも見捨てられ、「殴られ屋」として人々に自らを殴らせて生計を立てるという生活をする毎日。深い絶望感に苛まれている手シクは、ふと目の前の広告に目が留まる。「ボクシング新人王戦」。そして、テシクのもとへやってくる1人息子。テシクは自らが持つ全てをかけて、新人王戦へと挑む。一方、喧嘩やかつあげの常習犯であるサンファン(リュ・スンボム)。強盗事件を起こし、刑務所へと入れられる。ある日、父が突然の事故で無くなり、祖母までもが倒れるとの知らせを受ける。刑務主任はサンファンにボクシングを勧め、サンファンもそれに応えて、父のため祖母のために「新人王戦」に出場する事を決める。

■COMMENT■
クライング・フィスト・・・日本語で「拳が泣く」とでも言うのだろうか。かつての栄光だけを頼りに生きる男。そして荒れた毎日を生きる男。この2人の男が主人公である。この2人の共通点は、愛を知らない事なのだ。2人とも愛を知らずに、生きて貧しくなる。しかし、最後には二人とも生きる事に対しての真の喜びを知るのである。何の接点も無い二人が、リングで戦う。結果、勝負はつくのだが、2人はそれぞれ既に自分自身との戦いに勝ったのである。2人が戦い終わった後のあの表情。なんとも気分が良い。最高の達成感だ。泣きました。

カメラワークも大変よく、画面に寡黙な2人の気持ちまでもが映し出されていたようなそんな画でした。色合いもとーっても男臭く、ちょっぴり孤独を醸し出しているような、そんな色合いです。韓国映画のわりには(!?)編集作業もキレがよく、パパッと楽しめました。リュ・スンワン監督は、最近の米国映画も良く鑑賞されるのでしょう。若干影響されているかなと思われる節が何点かありました。若手ながらのパワーみなぎる、素晴らしい演出でした。

また、チェ・ミンシク、リュ・スンボム両氏の縁起がとてつもなく良く、特にミンシクに関しては、いつもながら感服しました。ミンシクの演技はいつも大変土臭く、それが良い味を出しています。

本作こそ、感動超大作!是非、劇場でご覧下さい。


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